最初期のEASY CHAIR
レターはハンドペイントではなく、最初期の仕様である刻印が用いられた非常に希少なモデル。
1955–56年頃、現地の教育施設に導入された最初のロットに属し、後年の量産モデルとは構造やディテールにおいて明確な違いが見られます。
Government College for Girls(現 Post Graduate Government College for Girls)に納入された本作には、公共施設用家具としての合理性と構造的な美しさ、そして初期ジャンヌレ作品がもつ素朴で詩的なバランスが宿っています。
PROVENANCE: Government College for Girls, Chandigarh(GCG)
SIZE: W71 × D76 × H54 cm
Designed by British architects Edwin Maxwell Fry and Jane Drew as part of the Chandigarh master plan initiated by Le Corbusier, the college reflects principles of tropical modernism — with deep overhangs, open corridors, and climate-responsive design.
The building was among the first educational institutions established in the newly constructed capital of Punjab. Image Credit: © RIBA Collections
本校舎は、ル・コルビュジエの都市計画の一環として、英国人建築家 エドウィン・マクスウェル・フライ および ジェーン・ドリュー によって設計されました。
*チャンディーガル都市計画で、ピエール・ジャンヌレとともに教育・住宅施設を手がけた英国人建築家コンビ。
深い庇、開放的な通路、通風性の高い構造といったトロピカル・モダニズム建築の理念が体現されており、建設初期1955年のチャンディーガルにおいて最も早く設立された教育機関のひとつです。
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